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リサイクルトナーの仕組みについて

リサイクルトナーを激安販売 | アップライズ
EPSON リサイクルトナー
リサイクルトナーとか再生トナーとかの言いかたがされますけど、本来の意味からすれば「リサイクル」ではなくて「リユース」とならないといけないですね。
リサイクルって言う意味は「形を変えて作り直す」って意味ですから。
もし、リサイクルトナーの製造方法が、部品を分解して、使える部品を組み合わせて「違い商品を作る」とかなら「リサイクル」です。
この部分で勘違いされてる人も、もしかすると多いかもしれませんね。
日本人にはリサイクルと言った方が「わかりやすい」からそういう表現になっているのか、本当に勘違いしてるのか、はたまた、意味を理解していないのか。
ユーザーにとってみればどっちでもいい話ではありますけどね。
何がいいたいのかというと、「リサイクルトナー」は「トナーカートリッジ」を一定段階まで分解して洗浄しますけど、それは、あくまで「洗浄」と「部品の磨耗交換」が目的です。
磨耗商品は新品と交換し、元のカートリッジに組み立て直した後「トナー」を充填。
その後実機にセットして印字テストを行い「商品」として出荷されます。
だから「リユース」なんですね。

全体の流れは以下のようになります。

  • 1 ユーザーのカートリッジを回収(ほとんどの業者は無料)
  • 2 カートリッジの状態確認
  • 3 分解・洗浄・磨耗部品あるいは寿命部品交換
  • 4 カートリッジ組み立て
  • 5 トナー充填
  • 6 ICチップ交換
  • 7 印字テスト

と言う流れです。
ここで重要なのが3です。

それで、リサイクルトナーに必要な部品コストは「トナー・部品・チップ」等です。
後は、リサイクルに必要な時間が問題です。
じゃあ、なんでこんなに差が出るのか。
ここがネットでトナーを買う場合の最大の疑問だと思います。
同じ商品でありながら、値段が倍くらい違う。
その理由は単に利益を少なく設定しているだけなのか。
あるいは、他の根本的な理由があるのか。

うちの会社でも、「信頼第一」とかホームページで書いてますけど、それは当たり前のことで、
例え昨日今日リサイクルトナーを始めた販売業者が「信頼」って言葉を全面に出してら、逆に「信頼」失いますよね。
実はこの「信頼」と「価格」にはある程度の相関関係があるんです。

極端な話、中国から超格安で仕入れたリサイクル品を他社の半値で売ることは可能ですけど、そこに「信頼」とか書くと、ちょっとした詐欺になります。
「運良く不良品じゃなければいい」というスタンスであれば、ネットで最安値を探すべきですけど、「長く付き合う」ことは無理だと思います。

うちの会社って、実はインクジェット用インクを扱ってないんですよ。
理由はいろいろありますけど、最大の理由は利益と代金回収です。
インクジェット理由のユーザーは「個人」がほとんどですけど、おそらく価格で勝負すると利益はなくなります。
また、個人のお客様は「クレジット」や「コンビニ」決済が必須となります。
そうすると、それに掛る費用も必要ですよね。
さらに、個人のユーザーでは、未回収の割合が法人よりも大きいため、そのリスクを予め価格に転嫁させておく必要もあります。
そのような理由から、法人ユーザーが多い「レーザープリンター用リサイクルトナー」に特化してるんです。
この競争が極めて激しい分野で、ネット通販だけでもう20年ですよ。
お客様数にして約1万社です。
リピートユーザー数も多分2000社ぐらいあると思います。
これほどのユーザー様とお付き合いできるのも、「信頼」があるからなんです。
そのため、うちのトナーってそんなに安くないと思いますよ。
というか、安くしようにもできないんです。

それは、先ほど書いたように、トナーをリサイクルする過程で様々な厳しいテストを行い、不具合を極力出さないという会社のトナーしか扱わないためです。
そのため、当社は21年間ワンメイクです。(今後ずっとそうとも言えないですけど)

ちょっと話がそれましたが、「リサイクルトナー」は上のリストのように「製造工程が標準化」されている商品ばかりじゃないです。
先ほど「重要なのは3」だと言いました。
結論から言うと「3と4」は端折ることが可能です。
つまり、回収したカートリッジにそのままトナーを充填してお終い。
こうすると、トナーの料金は劇的に安くすることが可能です。
しかし、その結果は明らかです。
不良率が跳ね上がります。
ちゃんと標準化した工程で製造されたトナーと3,4を省いたトナーでは、圧倒的な不良率の違い生む可能性があります。
現状の不良率はリサイクル品で1〜3%ぐらいだと言われてますが、工程を省いた安価なトナーでは5本に1本が不良という「悲惨」な状況になりかねません。

「信頼」という言葉は「実績」の裏返しですから、価格だけでお店を決めることはリスクが大きいと思います。

プリンターを買うときの判断基準とは

リサイクルトナーを激安販売 | アップライズ
リサイクルトナーの前に、プリンターについて少し触れます。
自分もそうですけど、会社や自宅でプリンターを購入する場合、何を基準にしますか?
基本的には本体価格なんでしょうけど、それ以外にいくつかの判断基準がありますよね。

  • 1 本体価格
  • 2 印刷1枚当たりのランニングコスト
  • 3 単色かカラー印刷か
  • 4 メーカー
  • 5 印刷可能用紙サイズ
  • 6 出力解像度
  • 7 PCとの接続方法の種類
  • 8 対応メディアの種類
  • 9 トナーカートリッジの種類
  • 10 リサイクルトナーの有無とその値段
  • 11 ネットワーク対応か否か

使う環境や規模、方法によって、これらの優先順位は異なります。
この場合、まず、優先順位というよりも「必要条件と十分条件」で考えます。

必要条件になるのは、3、5、11です。
色数・用紙サイズ・ネットワーク対応は、使う環境で決まります。
この後の十分条件の中で選択していきますが、注意してほしいのでが、2と10です。
メーカーが算出するランニングコストのデータはあくまでも純正品をベースに算出されてますから、単純に比較することはできません。
特に最新の機器では「純正トナー」しか存在しないケースが多いため、逆にランニングコストが跳ね上がることになります。
しかし、少し前の機種であれば「リサイクルトナー」が製造されている可能性が高いですから、その価格は半分以下になる可能性もありますね。
これと本体価格との相対的な評価になります。
年間で何枚ぐらい印刷するのかが重要です。
例えば、毎日100枚以上印刷するようは会社では、ランニングコストが重要ですから、リサイクルトナーの有無を確認するようにした方がいいと思います。
どこの販売店のリサイクルトナーも値段的には純正品より遥かに安いはずですから、後は販売店・メーカーの信用を確認した上でプリンターを選択してください。
後、リサイクルトナーを販売する立場として、シェアの低いメーカーの機種は採算上製造していない可能性が高いため、必ず事前に製造状況を確認されることをお勧めします。

リサイクルトナー大研究!!

リサイクルトナーを激安販売 | アップライズ
初めまして、リサイクルトナー販売のアップライズです。
まだまだ認知度の低いリサイクルトナー。
価格だけでなく、環境面を考え、是非ともリサイクルトナーの良さを判っていただければと考えブログをは始めました。
何卒よろしくお願い申し上げます。